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体外受精・顕微授精(ART)

体外受精・顕微授精(ART)

当院では、生殖医療専門施設としての高度な技術と最新の設備を用いて、 患者様お一人おひとりに最適な体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)を提供しております。

治療の基本的な流れ

1

排卵誘発・卵胞モニタリング

患者様の年齢や卵巣予備能(AMH)に合わせて、最適な排卵誘発法(内服薬や注射)を選択し、超音波検査やホルモン検査で卵胞の発育を慎重にモニタリングします。

2

採卵・採精

成熟した卵子を、超音波ガイド下で専用の針を用いて採取します。局所麻酔や静脈麻酔を使用し、痛みに十分配慮して行います。また、同日にご主人様から精子を採取していただきます。

3

受精・培養

卵子と精子の状態に応じて、以下のいずれか、または両方の方法で受精させます。

体外受精(IVF)

卵子と精子を同じ培養液の中に入れ、精子が自らの力で卵子に入る(自然な受精)のを待ちます。

顕微授精(ICSI)

動きや形の良好な精子を1つ選び、細いガラス針を用いて直接卵子の中に注入します。

受精した胚は、当院の厳重に管理された最新の培養設備と、熟練の胚培養士により、数日間(2〜6日)大切に培養されます。

4

胚移植・胚凍結

育った胚を子宮内に戻します(胚移植)。当院では、着床しやすいよう子宮内膜の環境を整えてから移植する「凍結胚移植」を基本としております。余剰の良好胚は、次回以降の治療のために液体窒素で安全に凍結保存します。

体外受精時の胚移植数について

当院では、開業当初、日本産科婦人科学学会の会告をご説明しつつも、患者さまのご希望に添うべく、強く希望される方については、2個胚移植を許容してまいりました。その結果、多胎妊娠が多発し、周辺の産科施設のベッド数・NICUの占有率を圧迫し、今後、双胎の分娩を、近隣で断られる可能性が高くなりました。すなわち、多胎妊娠の場合、お産難民になってしまう懸念があります。

爾来10年以上、当院では、新鮮胚、凍結胚に拘わらず、会告の基準通りに、35歳以下の方は、すべて単一胚移植、とさせていただきます。採卵周期の余剰の胚盤胞胚は、凍結いたします。

36歳以上の方でも、胚のグレードを考慮の上、なるべく単一胚移植とさせていただきます。ご理解の程、よろしくお願いいたします。

(2021.05.20)

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