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⑦ 体外受精・顕微授精のポイント

― “結果にこだわる”当院のART戦略 ―

成功の本質はシンプルです

体外受精の成功は、複雑に見えて実はとてもシンプルです。

良い卵子 良い精子 良い胚 妊娠

そのため当院では、以下の両方に徹底的にこだわっています。

  • 各工程の精度を高める
  • そして「素材の質」を最大化する

1 精子は“選ぶ”のではなく、“勝ち残らせる”

徹底した自然選抜アプローチ

当院の特徴は、人為的選別より“自然淘汰”を重視すること。
精子は「選ぶ」よりも過酷な環境を生き抜いた精子の方が強いと考えています。

目的

顕微授精に頼りすぎず、胚の質を上げる

具体的な工夫

  • swim-upを通常の倍(60分)実施
  • 運動精子の“自力選抜”を最大化
  • 状態が悪い場合は当日再採精も提案

2 卵子は“成熟タイミング”がすべて

卵子の見極めが結果を分ける

卵子には、受精しにくい「未熟卵」と受精に最適な「成熟卵」があります。
しかし問題は、いつ成熟するかが外見では分かりにくいことです。

当院の戦略

  • 顕微授精前に顆粒膜細胞を除去
  • 極体を確認し、成熟タイミングを正確に判断

“受精できる卵子だけに勝負をかける”

3 顕微授精(ICSI)の精度が妊娠率を左右する

ICSIは単なる作業ではありません。“ミクロの職人技”です。

精子選別

  • IMSI(高倍率観察)を導入
  • 形態・運動性を厳密評価

精子処理

  • 尾部を正確に処理(転がし or ピエゾ)
  • 活性化の鍵となります

注入技術

  • スムーズかつ低ダメージで注入
  • ピエゾ・通常針を使い分け

成績

成熟卵における受精率
約85%前後を安定維持

難症例にも対応

乏精子症 運動無力症 精巣内精子(TESE)

“1つの精子を最大限に活かす技術”

4 年齢と卵子の質 ― 現実と戦略

正直にお伝えします。
卵子の質は年齢に依存します。

しかし当院では、年齢のせいにして諦めることはしません。以下の調整を駆使し、「前回より良い胚」を作ることを目標にします。

  • 刺激法の最適化
  • 排卵抑制の調整
  • 周期ごとの戦略変更

実際に、2回目の採卵の方が良好胚になるケースも多数経験しています。

5 ラボ(培養室)の質=結果そのもの

体外受精はラボの質がそのまま結果になる医療です。

培養液

  • 2種類を比較使用
  • 分割の良いものを選択
    (コストより結果重視)

インキュベーター

  • 小型引き出し式を採用
  • 開閉による環境変化を最小限

※タイムラプス同等レベルの環境安定性を重視

ミネラルオイル

  • 品質を厳選
  • 胚盤胞到達率に直結

培養の哲学

「5日目の胚盤胞の質で勝負はほぼ決まる」

6 胚移植は“最後の精密工程”

どんなに良い胚でも

移植がズレれば
妊娠しません

当院の工夫 ※ここが差になります

  • 移植手技の最適化 (詳細はノウハウ領域)
  • 個別化された黄体補充
  • 内膜環境の精密評価

追加技術(必要症例のみ)

高濃度ヒアルロン酸培養液 レーザーアシストハッチング ERAなどの着床評価

7 精子・胚の“見える化”

  • CASAによる精子運動解析
  • 精子DNA断片化検査(外注)
感覚ではなく
データで判断

当院のARTはここが違う

自然淘汰を活かした精子選別
卵子の成熟タイミングを厳密評価
高精度ICSI技術
ラボ環境への徹底投資
移植・黄体の個別最適化

体外受精は「運」ではありません。

戦略と精度で結果は変わります。

当院では、一つひとつの工程に理由を持ち、
“妊娠に最短距離で近づく医療”を提供しています。

図解:精子選別 → 受精 → 胚盤胞 → 移植

図解1 図解2 図解3
当院取扱いサプリメントのご紹介