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① 妊娠の成立の仕組み

妊娠のステップ

妊娠のしくみを知っていると、日々の治療の根拠がわかり、妊娠のイメージが膨らみます。

精子の準備

精子は精巣の中で約2か月半かけて作られます。
その後、精巣上体で約10日間かけて成熟します。

つまり、今の精子は約3か月前から準備されたものです。

卵子の準備

卵子は生まれる前から卵巣に存在しています。
月経周期の中で以下のホルモンの働きにより、卵胞が成長します。

  • FSH(卵胞刺激ホルモン)
  • LH(黄体化ホルモン)

卵胞が大きくなると起こる変化

  • エストロゲン分泌
  • 子宮内膜が厚くなる
  • 頚管粘液が増える

排卵

卵胞が成熟すると、LHサージが起こります。

36時間後に排卵します。

排卵された卵子は、卵管采にキャッチされ、卵管へ運ばれます。

受精の準備

排卵期には頚管粘液が増え、精子が子宮内に入りやすくなります。

射精された精子(約1~2億匹)は、最終的に100匹程度が卵管へ到達します。

受精

卵管膨大部で精子と卵子が出会います。

1つの精子だけが卵子に入ることで正常な受精が成立します。

その後、以下の前核が形成され、受精卵となります。

  • 雄性前核
  • 雌性前核

胚の発育(卵管内)

受精卵は分裂を繰り返します。

  • 1日後 2分割
  • 2日後 4分割
  • 3日後 8分割
  • 5日後 胚盤胞

着床

胚盤胞は子宮に到達し、殻(透明帯)を破って着床します。

受精から約6~7日後に着床します。

その後、次のような変化が起こります。

  • HCG分泌(妊娠反応)
  • 妊娠検査陽性(約14日後)
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