培養室設備構成
当院の培養室は、結果に直結する最重要部門=クリニックの心臓部として、
設備・環境・運用のすべてにおいて妥協なく設計されています。
メインワークステーション

アステック社製 2m幅クリーンベンチを採用。 その内部に以下の機器を集約配置しています。
- Leica 実体顕微鏡 (M205 C)
Nikon セミオートICSI顕微鏡 (ECLIPSE Ti2-I)NALISHIGE インジェクターTAKANOME
- Prime Tech製 ピエゾ装置(PMM6)
卵子の状態に応じて最適なデバイス選択が可能となり、より安定した顕微授精成績につながります。
サブライン(冗長設計)

サブライン設備として以下を常設しています。
- Bio-Rad クリーンベンチ
- Olympus 倒立顕微鏡 IX71
- レーザーアシストハッチング装置 Saturn 5
単なるバックアップではなく、独立した実働系として機能する“冗長設計”を採用しています。 トラブル時にも手技の質を落とさない強固な体制を維持しています。
精子評価の精度

精子評価には以下の2つを併用しています。
SMAS(精子運動解析装置)
による客観評価
培養士による
目視評価
機械と人のダブルチェック体制により、評価のブレを最小化しています。
設備が妊娠率にどう関係するか
胚培養・顕微授精は、わずかな物理的ストレスや操作精度の差が結果に直結する領域です。
- ピエゾICSIによる卵子ダメージの最小化
- 安定したクリーン環境による培養環境の均一化
- 冗長系によるトラブル時の質の維持
これらを組み合わせることで、 “偶然に左右されない再現性の高い治療”を目指しています。
安全管理(最重要)
運用面では、以下の原則を徹底しています。
「1クリーンベンチ=1患者検体」
構造的に取り違えが起こらない設計とし、 安全性を最優先にしたラボ運用を行っています。
見えない部分にどれだけ投資しているかが、最終的な結果を左右します。 当院は、培養室への投資を惜しみません。
設備詳細ギャラリー
「設備は“ある”だけでなく、“どう使い分けているか”が結果を左右します。」
① クリーンベンチ全景(2mベンチ)

- 1アステック社製 インテバイオステーション
- 2ミニインキュベーター MN-2
- 3Nikon セミオートICSI顕微鏡 ECLIPSE Ti2-I
- 4Prime Tech ピエゾ装置 PMM6
- 5Leica 実体顕微鏡 M205 C
- 6NARISHIGE マイクロマニピュレーターシステム TAKANOME
② ICSI装置アップ(顕微鏡写真)

- 1Nikon ICSI顕微鏡
- 2ピエゾマイクロインジェクター(Prime Tech)
- 3インジェクションホルダー
- 4作業用モニター(リアルタイム観察)
③ サブライン(Olympus+Saturn)

- 1Bio-Rad クリーンベンチ
- 2Olympus 正立顕微鏡
- 3レーザーアシストハッチング装置(Saturn 5)
- 4補助作業スペース(冗長系)
④ 精子評価

- 1精子運動解析装置(SMAS)
- 2顕微鏡による目視評価
- 3ダブルチェック体制